天の清流・天の川と、地の清流・四万十川を
つなぐ天文台「四万十天文台」。

月明かりのない夜は思わず手を伸ばして
星をつかみたくなってしまうような、
素晴らしい星空を眺めることができます。

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河原に下りて天の川を眺めてみてください。四万十川と平行に流れています。
冬はちょっと見にくいけれど、天の川は四万十の流れと交差します。

実は冬は空気が澄んでいて、あまり星を観察したことのない人でも、
星空の楽しさが満喫できる時期なんです。

闇の中を移動し、ホテルの明かりが見えなくなるころに空を見上げると、
そこには、星・星・星!

旧環境庁が認めた星空スポット

四万十市は、旧環境庁が「星空の街」の認定を受けて設置された公開天文台。 ここには本格的な天体望遠鏡も設置されていて肉眼では見ることのできないような惑星や天体現象を観測できます。 もちろん、肉眼でも美しい星空を観測することができます。

全国108市町村が選ばれた「星空の街」に県内で唯一、認定された旧幡多郡西土佐村の村教委は90年、西土佐中学校の裏山に観測ドームを整備し、350ミリ反射望遠鏡を設置。

1990年に設置された「初代ドーム」は老朽化に伴い、「ふるさと納税」 により再建。
2013年、市教委が新ドームと望遠鏡を整備。「星空の街」が再スタート を切りました。

星憧アテンダント

谷 沙希

三重県出身。1987年に旧環境庁から「星空の街」に選ばれた翌年に誕生。2013年に新築された2代目天体観測ドームで、星々を解説する専門職”星憧アテンダント”に着任。谷さんはアテンダントの他にも、広報用の写真撮影、PR活動も勤めている。

天文のファンになったきっかけは、小学4年生の時、父が趣味で持っていた天体望遠鏡で月を見た驚きです。図書館で天文に関する本を借りられるだけ借りて読む少女でした。 都会から来た四万十川観光のお客様に、真っ暗で夜は何もないでしょう?と言われることもあるのですが、自然が残っている貴重な場所で、星空の魅力を伝えていきたいと願っています。そして図鑑類やネットだけでなく、望遠鏡と自分の目を通して生の魅力を伝えたいです。

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